12月になりました。
日暮れが早くなると、クリスマスが近づいて来たことを感じます。教会では、クリスマス(12月25日)前の4回の日曜日を含む期間を「アドベント(待降節)」として、イエス・キリストが世に来てくださったことを喜び、待ち望む時として過ごします。
もともとイエスさまの「誕生日」は、どこにも記録が残っていません。歴史上、教会がクリスマスを祝うようになったのは、イエスさまが十字架にかかって死なれてから、およそ400年ほども後になってからです。教会は、イエスさまの誕生を祝うことにさほどの関心をもっていなかったのですが、次第に行うようになったのです。
教会にとって、何よりも伝えたいことは、イエス・キリストは復活された!ということです。イエスさまは十字架で死なれて終わりなのではなく、復活され、今も生きて働いておられる。私たちとともにいてくださる。私たちを愛してくださいます。そのようなお方が、悲しみや苦しみの多い世に来てくださって、私たちに希望を与えてくださいます。だから、イエス・キリストの誕生を祝うようになりました。
クリスマスは喜びの日。私たちを愛すると約束してくださる神さまの言葉が本当であることを確認し、喜ぶ時です。このクリスマスも、ご一緒にお祝いできたら幸いです。
以下、12月の礼拝予定です。どうぞお気軽にお出かけください。聖書(新共同訳)、賛美歌(新生讃美歌)は備え付けがあります。
4日(日) アドベント第二主日
聖書:マラキ書3章19~24節
宣教:「義の太陽が昇る」(アドベント) 中條譲治牧師が宣教します。
こどもメッセージ(ルカ1:5~25)は、教会員(教会学校小学クラススタッフ、もと幼稚園教諭)です。
礼拝の中で「主の晩餐」を行います。感染対策に配慮しつつ、従来の形で行います。イエス・キリストを信じる方は、どうぞともにお与りください。
11日(日) アドベント第三主日
聖書:マルコによる福音書1章35~39節
宣教:「朝早くまだ暗いうちに」 奥田悟神学生(西南学院神学部3年)が宣教します。
こどもメッセージ(ルカ1:26~38)は、中條智子牧師です。
礼拝後には、各会(わしの会、オリーブの会、風の会)の例会を行います。
18日(日)アドベント第四主日
聖書:ルカによる福音書1章57~66節
宣教:「主の御手が共に」(アドベント) 中條智子牧師が宣教します。
こどもメッセージ(ルカ1:39~56)は、中條譲治牧師です。
礼拝後に45分間の予定で、「クリスマス祝会」を行います。この日のために練習を重ねてきた男声コーラスや長住バンドが歌ったり、教会員から投稿されたショートムービーをつないだクリスマスムービーの上映を見たりします。サンタクロースも、こどもたちへのプレゼントをもって、来てくれる、はず!
24日(土)キャンドルサービス 19:00~19:45
ろうそくのあかりを灯して、イエス・キリストがお生まれになった夜に心を馳せるキャンドルサービスです。聖歌隊も歌います。クリスマスの喜びが、みなさんとともにありますように。
25日(日)クリスマス礼拝
聖書:ルカによる福音書2章1~12節
宣教:「星の光に導かれて」(クリスマス) 中條譲治牧師が宣教します。
こどもメッセージ(ルカ2:1~20)は、風の会(青年年齢の人を中心とした会)です。
礼拝で、聖歌隊も歌います。
今年のクリスマスが、みなさまにとって嬉しい、意味のある時となりますように、お祈り申し上げます。ぜひクリスマスは、お近くの教会へ。わたしたち長住バプテスト教会も、みなさまのお越しをお待ちしています。